2022.04.13

林業安全コラム

「油断せず 慣れた作業も 全集中」(令和3年度林材業労働安全標語より)

各事業体の皆様におかれましては、労働安全対策へご尽力され心から敬意を表します。

つきましては、「林業安全コラム」が届きましたので会員の皆様にお知らせをいたします。

下記の「林業労働安全コラム」よりダウンロードして、KY活動や作業前ミーティング等に活用していただき、労働安全対策の強化と労働環境の向上につなげていただければ幸いでございます。

なお、コラムの中程で掲載されております「林業における繊維ロープの使用について」に関しまして、別紙にて留意事項の通達がございましたので併せてお知らせいたします。

 

繊維ロープ使用にあたっての留意事項

 

1.材を吊り上げて運ぶ機械集材装置及び運材索道では、繊維ロープを使用しないこと。

2.地引集材やスイングヤーダで使用する場合には、メーカーが示す使用方法を遵守すること。

3.作業で使用する際には、メーカーが示す繊維ロープの強度等の製品仕様に基づいて、作業に適した製品を使用すること(紫外線や雨によって著しく劣化するものがあること、伸び率も繊維の種類によって違うことに留意)。

4.ストランドが切断していたり、著しい損傷がある繊維ロープは使用しないこと。

5.繊維ロープを使用した集材作業を行う場合や、滑車やスナッチブロック等の器具類は繊維ロープに適した器具を用いること。

6.使用前には繊維ロープの状態を確認すること。特に滑車等の器具や立木等で頻繁に摩擦が生じる部分は劣化が激しくなるため、注意すること。

7.保管にあたっては、メーカーが示す保管方法を遵守すること。

 

以上

林業労働安全コラム ダウンロードPDFファイル

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